2011年 11月 16日
すみれば自然講座3 |

12日に、すみれば自然講座第3回目が行われました。
今回の講師は立川周二先生。里山についてお話をして頂きました。

美しい写真とともに、里山の自然はどうして多様なのか?、里山の生きものの紹介、今後どうしたらよいのか、などをお話して頂きました。
私が印象的だったのは、田んぼにつながる水路をコンクリートにしてしまったために、壁を登れず、2、30匹のカエルがたまっている写真。
また、河原にヤマセミが翼をひろげたまま、倒れていた写真。
近くで農薬がまかれたため、川に流れ、魚の体内に農薬が貯まり、その魚をヤマセミが食べたことが原因とお聞きしました。
生きものが減っていくことに、なかなか気づかないことも多いと思うのですが、その消えゆくさまを目の当たりにした写真でした。
里山やそこにすむ生きものが減っていくことには、様々な原因がありますが、しっかりととらえた上で、里山を守っていかなければならないなと感じました。
by sumireba
| 2011-11-16 09:29
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