2012年 03月 31日
アズマヒキガエルのその後 |
すみればの池ではアズマヒキガエルの卵塊が見られ、室内で飼育しているものはもうオタマジャクシになっています。
さてさて、石垣の隙間で冬眠していたアズマヒキガエルですが、
2月25日に産卵活動のため旅立ったあと、なんと帰ってきました!
さらにご覧になる方はこちらへ
(アズマヒキガエルの写真が出てきます)
じつは3月18日に、石垣の隙間の我が家に帰ってきました!
ご報告が遅れたのは、帰ってきたのが前と同じ個体だということを最近やっと写真で確認できたからです。
彼の行動とすみればの池の様子を表してみると・・・
2月25日朝 石垣の隙間にいなかったため、産卵活動
(蛙合戦と言われます)に出かけて行ったようです
3月7日 池でアズマヒキガエルの成体を確認した初日
(まだ卵塊や抱接しているペアはいません)
3月9日 朝、池で今年最初の卵塊をみつけました
この日が産卵のピークで、最低でも25匹の成体が
蛙合戦を繰り広げていました。
3月15日 池で成体を確認した最終日
(最後まで粘って残っているオスがいました)
3月18日朝 朝見ると、彼がなんと帰ってきていました!

しっかりと同じ穴に戻ってきたことに感動しました!
頭と左前あしが見えるでしょうか?前日から雨が降っていたため、体はぬれています。出かけていた証拠に、左前あしの指にはイロハモミジの種がくっついていました。
蛙合戦の2週間も前に穴を出て、準備していたんですね~!あの雪の降った寒い日も、どこかでじっと待っていたのかと思うと、健気で頭が下がります。
また、ヒキガエルの研究についての読み物「金沢城のヒキガエル」によると、「抱接できたオスの方が、まだメスに出会えていないオスよりも、早く池を去る傾向がある」そうです。蛙合戦の最終日以降に帰ってきたことを考えると、もしかしたらメスとうまく出会えなかったのかもしれませんねー・・・。
いえいえ、1匹目のメスと無事出会えた後に、2匹目のメスを粘って待っていたんだと考えましょう。
帰ってきた後は、もう大事な産卵活動も終わったから、ずっと寝ているのだろうと思いましたが、意外にも目を開けていることが多かったり、穴の手前まで出てきていたりと、冬眠中とはちょっと違う行動をしています。これも気温が高くなっているからでしょうか。
これからはどんな動きをするのか、楽しみです。
さてさて、石垣の隙間で冬眠していたアズマヒキガエルですが、
2月25日に産卵活動のため旅立ったあと、なんと帰ってきました!
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(アズマヒキガエルの写真が出てきます)
じつは3月18日に、石垣の隙間の我が家に帰ってきました!
ご報告が遅れたのは、帰ってきたのが前と同じ個体だということを最近やっと写真で確認できたからです。
彼の行動とすみればの池の様子を表してみると・・・
2月25日朝 石垣の隙間にいなかったため、産卵活動
(蛙合戦と言われます)に出かけて行ったようです
3月7日 池でアズマヒキガエルの成体を確認した初日
(まだ卵塊や抱接しているペアはいません)
3月9日 朝、池で今年最初の卵塊をみつけました
この日が産卵のピークで、最低でも25匹の成体が
蛙合戦を繰り広げていました。
3月15日 池で成体を確認した最終日
(最後まで粘って残っているオスがいました)
3月18日朝 朝見ると、彼がなんと帰ってきていました!

しっかりと同じ穴に戻ってきたことに感動しました!
頭と左前あしが見えるでしょうか?前日から雨が降っていたため、体はぬれています。出かけていた証拠に、左前あしの指にはイロハモミジの種がくっついていました。
蛙合戦の2週間も前に穴を出て、準備していたんですね~!あの雪の降った寒い日も、どこかでじっと待っていたのかと思うと、健気で頭が下がります。
また、ヒキガエルの研究についての読み物「金沢城のヒキガエル」によると、「抱接できたオスの方が、まだメスに出会えていないオスよりも、早く池を去る傾向がある」そうです。蛙合戦の最終日以降に帰ってきたことを考えると、もしかしたらメスとうまく出会えなかったのかもしれませんねー・・・。
いえいえ、1匹目のメスと無事出会えた後に、2匹目のメスを粘って待っていたんだと考えましょう。
帰ってきた後は、もう大事な産卵活動も終わったから、ずっと寝ているのだろうと思いましたが、意外にも目を開けていることが多かったり、穴の手前まで出てきていたりと、冬眠中とはちょっと違う行動をしています。これも気温が高くなっているからでしょうか。
これからはどんな動きをするのか、楽しみです。
by sumireba
| 2012-03-31 17:52
| すみれば発見日記
|
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