2012年 05月 08日
ニョイスミレとアズマヒキガエル |

すみればではニョイスミレが咲いています。
ニョイスミレは他のタチツボスミレやスミレよりも開花時期が遅く、毎年4月下旬がピークなのですが、今年はスミレ類の開花も遅く、ニョイスミレも5月に入ってたくさん見られるようになりました。

池ではアズマヒキガエルのオタマジャクシも活発に泳いでいます。
もう目と鼻もしっかりと見えるようになり、あしが生えるのももうすぐです。
さてさて、石垣の隙間で寝ていたアズマヒキガエルのその後ですが、色々あった後、ついには、いなくなってしまいました!
3月18日 3月31日の記事でお伝えしたとおり、産卵に出かけた後、同じ個体が石垣の隙間に帰ってきました!
春眠中は冬眠と様子が違い、観察している昼間は意外にもずっと寝ているわけでなく、目を開けていたり、穴の外を見て(?)いたり、冬眠中よりも体勢を頻繁に変えていました。
4月 5日 石垣の隙間を見ると、なんと2匹に増えていました!
11日 石垣の隙間を見ると、仰天・・・。なんと3匹に増えていました!
「穴にアズマヒキガエルが2匹いたこともある」と本で読んではいましたが、3匹もいるとは驚きです。よほど居心地のよさそうな穴だったんでしょうか。今までずっとここにいた個体は、隅においやられていました。2匹で重なっていたこともありました(今までいた彼が下・・・)。
8日には池で新たに2個卵塊を発見していたので、遅い産卵を終えた個体が石垣の隙間に入ってきたようです。産卵は終わったかと思っていましたが、のんびりやが意外にもけっこういたようです。
4月25日 石垣の隅間を見ると、1匹に減っていました。
5月 1日 石垣の隙間のアズマヒキガエルは全ていなくなっていました!
もう春眠から目覚めて、夜に出歩いて活動する時期になったようですね。
一個体のアズマヒキガエルの人生(カエル生?)を追えるのがとっても楽しかったです。
いつかまたこの穴で、彼らを見られるでしょうか。
by sumireba
| 2012-05-08 06:31
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