2012年 06月 06日
アツバキミガヨランの開花 |


すみればで、アツバキミガヨランが咲きました。
あまり聞きなれない名前ですが、リュウゼツラン科の低木で、庭園に植えられることが多くユッカとも呼ばれます。普段は、アロエのような先がとがった葉があるだけで、注目されることの少なかった植物ですが、白い鐘のような花を鈴なりに咲かせている姿は見事です。
高さは2M以上あり、たくさんの花を咲かせているためか、少し傾いてきました。
今はソメイヨシノの根元で見られますが、昔の写真を見ると、ソメイヨシノがまだ小さく、幹の直径が10cmにも満たない頃から、その隣で一緒に育ってきたようです。植え替えられていなければ、もう約40年この庭園の様子を見守っていることになります。
実は、アツバキミガヨランの開花は、開園以来初めてで、ここ8年誰も見たことがありませんでした。
植村さんが住んでいらっしゃった時に咲いていたのかはわかりませんが、株が大きくなり、やっと花を咲かすことができるようになったということなら、この株の初めての開花かもしれません。
すみればでは珍しいアツバキミガヨランの開花、どうぞ見にいらしてくださいね。
by sumireba
| 2012-06-06 13:35
| すみれば発見日記
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