花に集まる虫たち

蒸し暑い日が続きますね。

そんな中、すみればでは虫とりを楽しむ子供たちが走り回っています。

私も子どもたちを見習い、いざ虫探しです。

まずはこちら。

キツネノマゴで吸蜜していました。キンケハラナガツチバチです。

オスは触角がかなり長くなるので、この子はメスですね。

蜜を吸うことに夢中なのか、近くで写真を撮らせてくれました。

写真を撮っていると、僕も撮ってー！と言わんばかりにやってきました。クビキリギスの幼虫です。口がオレンジ色をしています。

これからどんどん成長して、秋には"ジ－ーーー"と連続して鳴き、成虫で冬を越します。




次は、オミナエシで吸蜜していた、コモンツチバチです。最初に登場した、キンケハラナガツチバチと同じツチバチの仲間です。
ツチバチの仲間は、コガネムシの幼虫に卵を産み付けるおとなしいハチです。そっと観察するのがいいですね。
今の時期、小さい花をたくさんつけるオミナエシは、吸蜜に来る虫たちに大人気です。

オミナエシの周りを飛んでいた、ツマグロヒョウモンです。

私がいたせいか、違う場所にとまってしまいました。（ごめんね…。）

メスは両翅の先端が黒くなるので、写真の子はオスですね。

急いで写真を撮ってその場を離れます。

そのあとは、無事にオミナエシで吸蜜していました。

皆さんも、熱中症に気を付けながら、ぜひ虫たちが訪れるお花を探してみてください！

見守っていたら、いろいろな虫たちの姿が楽しめるかもしれません♪

※虫とりの際は、おとなしいからといっても、ハチの仲間は捕まえないようにしましょう！

（渡瀬）