食べて、食べられて

こんにちは。

気持ちのよい秋晴れが続いていますね。

さて、園内を巡回中のことです。

見頃を迎えたツルソバの花を観察していると…

なんと、オオカマキリがアブの仲間をお食事中でした。

アブは花の蜜を求めて近づいたところを、襲われてしまったのでしょう…。

今の季節、カマキリのメスたちは卵を産むため、たくさんの栄養を蓄えなければなりません。

すでに、園内ではいくつかの卵が見つかっているので、ぜひ探してみてくださいね。

そして、こちらではハシブトガラスがお取込み中。

何をしているのかしばらく観察していると…

一生懸命つついていたものの正体は、なんとカマキリでした！

産卵を控えた大きなメスは、カラスにとっては栄養満点のご飯なのでしょう…。

鳥たちも、これから始まる厳しい冬に備えなければならないのです。

食べて、食べられて。

自然界の循環を改めて感じた日でした。

（沖田）