2023年 06月 06日
すみればの植物を観察する |
みなさまこんにちは。
今日は植物のお話です。
まずは、今きれいにさいているアジサイのお話から。
ホソヒラタアブがガクアジサイにとまろうとホバリングをしています。
天敵がいないのことを確認し終えたら、円をえがくように咲いている大きな"花びら"に乗っかり、
中央の青いつぶつぶがたくさんある場所に顔をうずめました。
実は、おおきな花びらのようにみえたのは、植物のガク。
ガクというのは、花がつぼみのときにお花を守ったり、咲いた花びらを支えたりしている部分です。
アジサイの花は、ホソヒラタアブが見せてくれたとおり、真ん中です。
よく見ると、小さな花がたくさん開いています。
雑草といわれるような植物の花もみていきましょう。
下の写真はユウゲショウです。これぞみなさんがイメージしする花ですよね。
花には、アカバナトビハムシと思われる昆虫が、どうやら花粉を食べに来ていました。
よく見ると、黄色の粉があるのが分かります。お口ももしかしたら花粉だらけになっているかもしれませんね。
地味といわれる植物の花も観察してみましょう。
こちらはオオバコです。
おしべの葯がありますね!
そして、右側のほうに長くのびたブラシ状のものは、めしべの柱頭です。
これらがお花ということですね。
最後に、シロツメクサも見てみましょう。
白い筒状の花がいくつも咲いているのが分かります。
身近な植物のお花ってどこかな?って観察すると、いろんな形のお花があることが分かって面白いですよ。
春に比べると植物も少なく感じる時期ですが、いま咲いている植物をじっくりみて、四季折々の花たちをたのしみましょう♪
(金井)
by sumireba
| 2023-06-06 09:58
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