2023年 07月 18日
夏のすみれば生きもの観察 |
暑い日が続いていますね。
園内では、ミンミンゼミとニイニイゼミが鳴り響いています。
さて、こんな猛暑のなか、すみれば庭園の生きものたちは、どうしているのでしょうか?本日出会った生きものを少しご紹介します。
池の近くにある道を歩いていると、トウキョウヒメハンミョウに出会いました。
ハンミョウといえば、別名"道案内"。
近づくと、道の先へ先へと歩いていくその様子から、名づけられたそうです。
まるで親子のように、おんぶ姿をしてますが、実際は♀♂のカップルです。
こんな暑い日だというのに、ぴったりとくっついています。
「道案内している暇はない」とでもいいたげに、その後、くさむらのほうへとトコトコ歩いていってしまいました。
お次に出会ったのは、オオシオカラトンボの♀。
日の当たらない林の中で、じーっとしていました。
近づいても逃げません。涼んでいるのでしょうか?
ちなみにトンボは、直射日光の当たる猛暑日、おしり側をくいっと上にあげている姿を見られます。
日光があたる面積を少なくすることで、暑さをしのいでいると考えられています。
最後はキイロテントウ・・・ではなく、ヒメグモ科の一種(ニホンヒメグモかと・・・)。
キイロテントウは、どうやらクモの糸にひっかかってしまったようですね。
クモは、大きな丸い卵の近くで、じっとしていました。
北門入口にあるイヌマキについたクモの巣に、細長い枯れ葉1枚くっついていたら、このクモが見つかります。
熱中症警戒アラートが発動されていない夏の日には、休憩&水分補給をしつつ、ぜひ生きもの観察をお楽しみください♪
そして、生きもの観察の合間には、涼しいビジターセンターをお気軽にご利用ください!
今見頃の生きものも紹介していますよ~。
(かない)
by sumireba
| 2023-07-18 14:23
| すみれば発見日記
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