冬の生きものを探してみる

みなさま、こんにちは。

太陽の陽射しがあたたかい日が続いていますね。

そんな日には、少し外に出かけてみてはいかがでしょうか？

冬なんて生きものいないのに？

と思われる方もいるかもしれませんが、探してみると、見つかるかもしれませんよ。

見えないだけで、実は隠れているのです。

たとえば、プラタナスの木のベンチの皮をめくると・・・

見つかりましたか？

イモムシが顔を出してます。

蛾の幼虫でしょうか？

（もっと縮こまったかたちで越冬していたのですが、動き始めました。）

蛾は、種類によって越冬方法が違います。

卵だったり、幼虫だったり、成虫だったりです。

この子は、幼虫越冬です。

剥がすつもりはなかったのですが、

めくった拍子に、皮がはがれてしまいました・・・。

ごめんなさい・・・。

越冬場所をさがしはじめる幼虫・・・。

このあと、越冬に最適そうな場所に移動させました。

無事に春を迎えるためには、雨風しのげる、天敵に見つからない、温度の差がない、乾燥しない場所が大切です。

他にも、越冬している生きものをみつけました。

ワラジムシです。

レンガの下で発見しました。

みなさまも、石などを持ち上げると、見つかるかもしれません。

このあとは、そーっともとに戻してあげました。

こちらは、オオカマキリの卵です。

春を無事に乗り越えられれば、この卵から、小さなカマキリがたくさんでてきます。

野鳥がついばんで食べて、春を迎えらないこともあるのですよ。

卵も、天敵に見つからないような場所で、越冬してもらわないといけませんね。

すみれば庭園のいろんな場所で、越冬している生きものがいるかしれません。

見つけたらぜひ、スタッフまで教えてくださいね♪

そして見つけたあとには、もとの場所にもとの状態で返してあげてくださいね。

（かない）