2006年 06月 15日
★チガヤ実験開始しました★ |

そのチガヤという植物、地下の根っこがとても頑丈で、他の植物が根を伸ばすことができず、スミレを保全する草地はチガヤがはびこってしまっているのです。それは困る!ということでチガヤをどのように管理(刈ったり抜いたりすること)すれば、すみればのスミレ・ネジバナなどの様々な植物を保全することができるのかという“チガヤ”の実験を5月から開始しました!

<表面の土を裏返すと・・チガヤの根がびっしり!>
実験方法は、
①チガヤを根こそぎ抜く区
②ひんぱんにチガヤを刈る区
③他の草地と同じような草刈りをする区
④年3回程の少ない草刈りのみする区
この4つの実験区をスミレの草地の真ん中に作り、1年後、“チガヤがどの区で一番減り、スミレが生えてくるか”を調べる予定です。そして今後の“すみれば”をスミレの咲く場所にするための草地の管理方法に役立てようと思っております。です。果たしてどの区が来年一面スミレになるのか、こうご期待です★

<①チガヤの根を根こそぎ抜く区でチガヤの根を取り除いたあと、再び土と他の植物を元の場所に戻す作業をしています>
この実験、かなり面白いですよ(^^)ぜひ皆さんも時々来て、経過をご覧下さい。
きっと小さな庭園すみればでも、実際に大きな緑地や山で起こっている植物の推移する様がご覧頂けると思います。

<実験区の回りを実験区外のチガヤが伸びてこないようにガード用のプラスチックを差し込みました>
by sumireba
| 2006-06-15 20:58
| すみれば発見日記
|
Comments(4)

こんにちは。小松と申します。
だいぶ前の記事にコメントしてしまってすみませんが、チガヤの実験に大変興味が沸いてしまいました。実験の結果が是非知りたいです!
実は利用している畑地にチガヤが繁茂していて対応方法に悩まされていました。お時間のある時に教えていただければ幸いです。
だいぶ前の記事にコメントしてしまってすみませんが、チガヤの実験に大変興味が沸いてしまいました。実験の結果が是非知りたいです!
実は利用している畑地にチガヤが繁茂していて対応方法に悩まされていました。お時間のある時に教えていただければ幸いです。
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小松さん、こんにちは。ブログご覧になっていただき、ありがとうございます。
チガヤは全部抜き取らなくても、頻繁に草刈りをすれば、繁茂を抑制できることが分かりました。
夏は2週間に1回、その他は月1回草刈りをすれば抑えられます。
試してみてください。
チガヤは全部抜き取らなくても、頻繁に草刈りをすれば、繁茂を抑制できることが分かりました。
夏は2週間に1回、その他は月1回草刈りをすれば抑えられます。
試してみてください。
ご返事ありがとうございます。
"頻繁に草刈りをすれば、繁茂を抑制できることが分かりました。"
非常に勇気のでるお言葉です♪
実は「自然農」というやり方で野菜栽培をしており、その畑の一部にチガヤが繁茂しています。自然農では、耕さずに草を抜かずに野菜を栽培していますので、「草刈りで繁茂を抑制できる」実例を教えていただき感謝しております。
機会があれば、すみればさんに遊びに行ってみたいですね。
"頻繁に草刈りをすれば、繁茂を抑制できることが分かりました。"
非常に勇気のでるお言葉です♪
実は「自然農」というやり方で野菜栽培をしており、その畑の一部にチガヤが繁茂しています。自然農では、耕さずに草を抜かずに野菜を栽培していますので、「草刈りで繁茂を抑制できる」実例を教えていただき感謝しております。
機会があれば、すみればさんに遊びに行ってみたいですね。
小松様、返信遅くなり、すみません。
草刈りをしすぎて、裸地ができるとハルジオンなどの外来の植物がすぐ入ってきて繁茂するので、裸地にならないように短く刈られた状態が理想的だということも分かりました。
チガヤの草刈りと自然農がんばってください。
是非、すみればにも遊びにいらしてください。
これからは、ノビル、ヨモギの繁茂を抑えるため、抜き取り作業を行いますが、手伝っていただいた方には山菜として利用できるのでお持ち帰りいただいています。時間は決めていないので、通りがかりに気軽に参加していただけます。
草刈りをしすぎて、裸地ができるとハルジオンなどの外来の植物がすぐ入ってきて繁茂するので、裸地にならないように短く刈られた状態が理想的だということも分かりました。
チガヤの草刈りと自然農がんばってください。
是非、すみればにも遊びにいらしてください。
これからは、ノビル、ヨモギの繁茂を抑えるため、抜き取り作業を行いますが、手伝っていただいた方には山菜として利用できるのでお持ち帰りいただいています。時間は決めていないので、通りがかりに気軽に参加していただけます。