2006年 11月 19日
虫こぶコレクション |



「あれ?なんで今ごろ花が咲いているの?」
「なんでこんなところに実がなってるの?」
よく見てください。
上の写真で花や実のように見える部分、実はこれ、「虫こぶ」と呼ばれるものなんです。
「虫こぶ」とは、アブラムシやタマバエなどの幼虫が植物に寄生することによってできる部分です。寄生した幼虫たちが出す刺激に反応して、植物の一部分が異常な形(こぶのような形)に生長します。
寄生されて形を変えられた植物にとってはいい迷惑ですが、中に入っている幼虫たちにとって虫こぶは、成虫になるまでの大事な”ゆりかご”になっているようです。
写真は上の2つがクヌギに寄生するタマバエの虫こぶ、3つ目はエゴノキに寄生するアブラムシの虫こぶです。
他にもおもしろい形の虫こぶを見つけたら、インタープリターに知らせてくださいね。
by sumireba
| 2006-11-19 15:32
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