草木染めと鳴く虫観察会

９月２０日（土）に「草木染め」と「鳴く虫観察会」が行われました。
前日まで台風の影響が心配でしたが、台風は通過し、良いお天気になりました。

草木染めの材料は、すみれば自然庭園で採ったセイタカアワダチソウを使いました。

まず、模様をつけるために、布に輪ゴムをぐるぐる巻きます。
名前を書いた布をホッチキスで留めています。


セイタカアワダチソウの葉を煮て作った染液に布を入れて煮ます。


１０分煮て、火を止めて冷めるまで待ちます。
色が落ちないようにするために媒染液に３０分漬けます。


再び染液に入れて１０分煮ます。

出来上がるまでの間、子どもたちは草遊びをしました。

染液が冷めたら、取り出して洗います。
できあがりは、こんな感じです。


最後にみんなで、作品と一緒に記念撮影をしました。


鳴く虫観察会は、暗くなってから、始めました。


はじめにネイチャーセンターの中で、ＣＤで虫の声を５種類聴いて覚えました。
途中で、コウモリの声もバットディテクターというコウモリの超音波を人間の耳に聞こえる周波数に変換する機械を通して聴きました。人里近くにいるアブラコウモリ（イエコウモリ）がいることが分かりました。

虫の声を覚えたら、いよいよ出発です。どんな虫の声が聴こえるでしょうか？
夜のすみれば自然庭園には点々とランタンの明かりが灯っています。


ＣＤで聴いた虫の声が確かに聴こえました。ほとんどがアオマツムシという街路樹の上などでも鳴いている虫でしたが、最初に覚えた５種類の虫の声は全部聴くことができました。


ネイチャーセンターに戻って、どこでどんな虫の声を聴いたか、みんなの調査結果をもとに地図にシールを貼りました。去年の結果とも比較してみます。
今年は、スミレの咲く草地でスミレのために草刈りを終えたばっかりだったので、草刈り跡の草地には虫は少なめでした。


次回は、１０月１８日（土）で、農大生のお兄さん、お姉さんが秋を楽しむイベントを用意して待っています。お楽しみに。
すみれば探検隊登録者は、１３：００集合、それ以外の方は１３：３０集合です。
申込は不要ですので、参加希望の方は当日、すみれば自然庭園にお集りください。