桜丘すみれば自然庭園

変身！

こちらはサンショウにいるナミアゲハ（アゲハチョウ）です。

偶然、脱皮の瞬間を目撃しました。
こげ茶色の皮を脱いで、緑色に変身したところです。おしりのところにくしゃくしゃになった皮がまだくっついています。下のキアゲハに比べると、もようはちょっと地味めですね。どちらのもようが好みでしょうか？？？

セリが大好き

セリをむしゃむしゃ、キアゲハの幼虫です。幼虫は最初は鳥のウンチみたいなこげ茶色をしています。4回脱皮を繰り返して、最後はこんなにカラフルな色に変身します。

この幼虫、怒るとなんと黄色いツノを出すんですよー。試しにちょっとつついてみました（ごめん；）。

黄色いツノが2本見えるでしょうか（ぼやけていてごめんなさい）。
でも、ツノと同時にくさ～い匂いも出すので要注意です。こうやって自分の身を守っているのです。

池の管理作業を行いました

すみればでは基本的に毎月第二土曜日の午後、すみればネットを中心に庭園内の管理作業を行っています。
今月は台風のため延期になっていたアサザ池＆トンボ池の管理作業を23日(日)に行いました。

この池は、すみれば自然庭園がまだオープンする前、地域の人たちの手によって“手作り”されたビオトープ池です。今ではトンボ、アズマヒキガエル、メダカなど、たくさんの生きものが利用しています。

～本日の主な作業メニュー～
底にたまった落ち葉や泥をかき出す、
増えすぎた水生植物（アサザやカサスゲ）を間引く
太陽を遮るように張り出した周辺の樹木を剪定する
池の淵に進入禁止の柵を立てる

などの作業を行いました。

この日は東京農業大学の学生7名がお手伝いに来てくれました。頼もしい！

長靴で気合い入ってます！

柵作りは俺に任せろ！


水辺チームのみなさん　お疲れさまでした★


作業後の水辺では早速モノサシトンボやオオシオカラトンボの産卵が見られました。生まれ変わった水辺、みなさんもご覧になってくださいね。

７月のイベント報告です。

７月２１日（土）　夏休みが始まったばかりの土曜日、毎年恒例の夏休みイベント　『昆虫観察』が開催されました。

今回の講師はすみればの昆虫博士　山崎さんです。


まずはネイチャーセンター内で虫のことを少しお勉強しました。

この中で昆虫はどれだ？？？昆虫でないのは？？？
「クモは足が8本だから昆虫じゃないよ！」
子どもたちはよく知っています。大人のほうが「へぇ～」を連発。。。

さぁ　いよいよ虫取りに出発。普段はロープを張って中に入れない場所も、この日は特別に開放されました。みんな広い草地を走り回って虫を追いかけています。




この日の収穫（？）トップ３はショウリョウバッタ、オンブバッタ、カマキリでした。
シオカラトンボやササキリを見事ゲットした子も。

捕まえた虫たちは、すみればでのお約束どおり、最後にはまた草地に放してあげました。


夏～秋にかけ、虫たちはもっと大きく成長します。すみればでは虫あみと虫かごを貸し出していますので、虫とりをしたい人はスタッフに声をかけてくださいね。

7月のイベント『昆虫観察』のお知らせ

いよいよ　待ちに待った夏休みが始まりますね。

夏といえば昆虫！カマキリ、バッタ、チョウ・・・すみればで春に生まれた昆虫たちはもうすっかり大きくなりました。君は何種類の虫を見つけられるかな？すみればの昆虫博士と一緒にたくさんの虫たちを探しに行こう！

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すみればイベント
『昆虫観察』

日時：7月21日(土)　13:30～16:00

集合場所：すみれば自然庭園ネイチャーセンター

持ち物：帽子、飲み物、虫よけスプレー、
　　　　　（ある人はお持ちください）虫あみ＆虫かご

※すみればでは『生きものを持ち帰らない』というお約束があります。捕まえた虫たちは最後にはなしてあげてくださいね。



「大きくなったぼくらを見つけてね！」

食べる食べられる

すみればで遭遇したお食事中の瞬間をパチリ


カメラ目線のハラビロカマキリのこども。小さなハチを捕まえたようです。


セリの葉をムシャムシャ食べていたキアゲハの幼虫。同じくらいの大きさのクモに食べられてしまいました。

小さな世界でも「食う　食われる」という大きな命のドラマが繰り広げられているのですね。

カタバミの葉っぱで見つけた！

わかりますか？まぁるい小さなたまご。そのおとなりでは小さな幼虫が葉っぱを食べています。
この幼虫　大きくなったら何になるでしょう？？？

こちら　ヤマトシジミという小さなチョウになります。すみればにはたくさんいて、草地の低いところを飛んでいます。でもとても小さいのでよく見ていないと見つからないかも。
幼虫はカタバミの葉っぱが大好きです。葉っぱをそっとめくってみると、小さなたまごが見つかるかもしれませんよ。

すみればの名（迷？）ガイド

トウキョウヒメハンミョウです。


ハンミョウの仲間は近づくと飛び立ち、数歩先に降りて私たちを待っています。歩いていくとまた飛び立ち、数歩先に降りる。何度近づいてもこれを繰り返します。この習性から「道おしえ」とも呼ばれています。
もしもすみればでトウキョウヒメハンミョウに出会ったら、道案内をしてもらってください。思わぬ素敵な場所に連れて行ってもらえるかもしれませんよ。

星に願いを。

7月7日。七夕。
みんなの願い事、叶うといいな。

白いネジバナを見つけました

個性派　真っ白なネジバナです。

今年はネジバナがたくさん咲いて、広い草地がピンク色に染まりました。とってもきれいで、小さな花を携帯カメラで撮影されている方がたくさんいらっしゃいましたよ。少しずつ増えているネジバナ。来年はもっとたくさん咲いてほしいですね。