桜丘すみれば自然庭園

すみればの紅葉

世田谷にある、武蔵野の森をイメージした
庭園内、見回せばここにも色鮮やかな秋が
やってきています。

ハナミズキやナンテンの葉がモミジより一足先に
色づいています。

日々、寒さと共に色の変化が
楽しめますよ。

どんぐりを食べる…

すみればには、人が食用に使用してきた植物を
イロイロな場所で見つけることができます。
今日は、昔の人が主食にしていたドングリを集めて
すみれば内を歩いていました。
すると、食べられた形跡のあるドングリの殻を
発見しました！

中はきれいに食べられています。

中身のないドングリの中には、
ダンゴムシが雨宿りをしているものもありました。

ドングリのかじられた痕をよくみると、細く短い縦の
ひっかきキズのようです。

んっ？
こんな丸いドングリを器用にかじって食べるなんて…！

そう！ドングリを手でしっかり持っち、きれいに食べて
ダンゴムシの隠れ家を作ったのは、ネズミの仲間だったのです。

落ちているドングリにも、ドラマを感じた１日でした。

資料室で神秘の謎をひも解く?!

～すみればを楽しむコツ　その参～
すみればには資料室もあります！

庭園内をお散歩していると、面白い生き物のしぐさや
始めてみる生き物を発見することがあります。
そんなとき・・・・。
お家にすぐ調べに帰りますか？
すみればでは、そんなことをせずに、
ネイチャーセンターにある資料室に駆け込んでください！

いつもすみればで自然案内をしているインタープリターも
巻きこんで、自然界神秘の謎にせまりましょう！

調べていると、ついついあれもこれもと
好奇心の旅にはまってしまいますよ～。


自然

すみればの名前

なんで「すみれば」っていうの？

春、スミレの紫色で覆われる草地は、この庭園のシンボルです。
かわいいスミレの咲く風景を毎年楽しめる場所、
私たちと生きものたちにとって、
憩いの場所となるように「桜丘すみれば自然庭園」と
名づけました。
「すみれば」は、「スミレ」の咲く「場」、「原っぱ」を表す愛称です。
＜スミレ開花時期：３月下旬～５月上旬＞


ここには４種類のスミレが咲きます。
スミレ・タチツボスミレ・ニョイスミレ・ヒメスミレが毎年どのように
それぞれの生える位置を変化させているのか、調査をして、
スミレが咲き乱れることのできる草地を守り育てています。

毎日更新！ 「すみれば発見日記」

～すみればを楽しむコツ　その弐～
すみればでは、毎日発見?!

●すみれば発見日記●

すみれば発見日記とは、インタープリターが毎日更新している
黒板に書かれたインフォメーションのことです。
何をインフォメーションしているかというと、すみればの中で
その日に発見した生き物の不思議や事件を紹介しているのです。

毎日更新なんて、そんなに不思議なことや事件なんか、あるの？なんて
心配そうな声が聞こえてきますが、びっくりするぐらい日々発見することが
あるのです。

自然そのままのすみればでは、毎日見ているとその力強さを実感できるほどの
変化をみせてくれます。すみればに毎日来ているインタープリターは、
みなさんにその生き物たちの日々の変化をご紹介できたらと、
「すみれば発見日記」を更新しているのです。

ここでもその一部をアップしていきますので、楽しみにしていて下さい。

●どこにあるの？●

すみれば発見日記は、すみれば自然庭園の園路内においてあります。
探してみてくださいね。